カトンボ、ガガンボ
蘭を植えているコケが粉のようになります
蘭を植えてあるコケが 粉みたいになると
目ずまりを起こして、
通気性が悪くなり
根が傷みやすくなります。
原因は画像の蚊の大きいやつ。
うちの近所では 「ガガンボ」といいますが
「カトンボ」が一般名称のようです。
この虫がコケに卵を産み、
透明で1cmにも満たないミミズのような幼虫がコケを食い荒らします。
よほど注意して観察しないと肉眼では発見できない虫です。
この虫の食い散らかしなのか、
糞なのかは定かではないのですが
コケの表面が粉で埋め尽くされ、
目詰まりが起こります。
予防法
予防法は、コケを過湿にしすぎない。
植え替え時にダイアジノンのような薬をやる、等です。
もちろんガガンボそのものを見つけたら 遠くへ追いやる?か、やっつけてください。
電撃殺虫機なども有効ですが、
逆に虫を遠くから集めてしまう可能性もありますのでうまく使う必要があります。
余談ですが、
繊維の細いコケを湿ったまま植え替えに使うと
蘭には同じような影響が出やすくなります。
適度にボリュームのあるコケを
適切な乾き具合のタイミングで
植え替えに使うのも大切な条件です