Den.fameriの咲かせ方について
JYさんのお問い合わせ:
令和4年3月末に購入しました。購入時の様子は普通に元気でバルブの形がひし形で変わっているなと思いました。
置場所は11月まで良く日の当たるベランダで50%遮光。
その後雨や水やり止めるため、屋根のある西側ベランダで50%遮光。8度前後が2週間続いて12/11屋内取り入れ。その後南側カーテン越し、最低11度位がある部屋で5/9まで置きました。
出す前は19度近い日も有りました。
屋外に出してから初めは50%遮光。
もう少し強くしても良いとネットで見て、現在は30から35%遮光してます。
栽培のコツが間違っているのではと考えます。よろしくお願いします。
回答
画像を見た感じ開花痕もあり元気な状態だと思います。
遮光率なども適正かと思います。
少し難し目にキッチリ言います。
現実はもっとアバウトになってしまうと思いますしそれでも咲くときは咲きます
温度管理と完熟と花芽分化について
デンドロビュームは、18度以上の温度で止葉を打ちその後同程度の温度で完熟した状態から
10-7度くらいの温度で花芽がはっきり動き出すまで冷やしその後14度くらいで花芽の伸長開花を見守ると最良と考えています。
花芽誘導期間は、株の完熟度にもよるのですが、30-50日程度かと思います。
記載の温度はすべて夜間最低温度を指します。
冬の間は、冷やす時に生え際や根部に水分があるまま5度を切ると
壊死障害が出始めるため水を控えます。
画像を拝見する限り心配なさそうに見えますが、干枯らびさせる必要はありません。
ちなみに、厳密な温度コントロールはできなくても
2月中くらいに新芽が出始めると日本の四季の中で最良の節数と完熟が望めると思います。
熱帯亜熱帯のデンドロの場合、普通に育てると日本では1シーズン後の6月や9月に不足していた完熟が起こり花芽が付くことも多いと感じています。
お答えになっていれば幸いです。
お楽しみください。
さらい
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さっそくの回答ありがとうございます。「少し難しめのきっちり」
現物を観察しながらになりますが、秋では難しいように思います。
初冬くらいまでは最低かかると思います。
それが足りないと6月ごろにという感じですね。
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原種は花付株を選びましょう
原種を買う場合は、花付き確率や花の形、色などに個体差がありますので
次回から可能であれば花付の株を買うことをお勧めいたします^^;。