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ファレノプシス メリクロンと実生

投稿日:

投稿者: ふ~みん。
どなたか詳しい方、教えてくだされ。
ファレノプシスの栽培に関して、品種によって管理が違うのでしょうか。
また、メリクロンと実生という違いもありますよね。
その辺どうなのでしょう。
投稿者: 紫 蘭
ふーみんさんおはようございます。
実生苗は兄弟株であってもかなり性質の異なった集団です。営利生産では
その中の生育の早いものだけを選んで育て、出荷されます。というのは、
いくら素晴らしい花が咲いたとしても、生育が遅いものは生産費が増えて
しまうからです。
ジョセフハンプトンは、花は素晴らしいのですが、生育が遅く、営利品種
にはなれませんでした。
メリクロン品種は、実生個体の中から生育の早い、咲きやすい、育てやす
い、花が良いなどの観点から選抜し、栄養繁殖したもので、同じ品種であ
れば、基本的には同じ性質となります。実生株の場合は、厳密にはすべて
の個体で性質が異なり、同じものは存在しません。
したがって実生品種とメリクロン品種では、品種の均一性はかなり異なり
ます。実生品種に関しては、極端な言い方をすれば、株ごとに管理は違う
ということになります。
多分、ふーみんさんがお知りになりたいのは、栽培管理の面からの品種の
特徴ということで、温度、肥料、水などに対する反応性と言うことでしょ
うか。
結論から言うと、ファレノプシスは最近クロン品種が普及してきた
段階で、ふーみんさんが知りたいと思っておられるような事は、はっきり
言えないのが現状だと思います。
断片的な情報ですが、キョウトはかなり低温にしないと花が咲かないとか、
エクエストリスの交配は低温に強いとか、アマビリスは低温に強く花が咲
きやすいとか、某社のクロン品種は高温性だとか、色々言われてはいます。
紫 蘭

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