蘭の育て方 /たのもぉー蘭道場 アーカイブ

バンダの種類と性質

投稿日:

投稿者: らんたろう
こんにちは、らんたろうです。
またお願いします。
「バンダには高地低温種と低地高温種があり、耐えられる温度なども違う」とあるサ
イトで読んだのですが、私の持っているバンダは名札もなくどこのものかわかりませ
ん。どちらのタイプかで、次の冬の過ごさせ方など違ってくると思うのですが・・。
株の姿、花などからおよその見当がつくものでしょうか?ちなみに株の横幅は30㎝
前後でそんなに大きい感じではなく、咲いていた花は(萎んだ後でしたが)大きめの
紫がかった青で編み目が入っていました。
また、冬の水遣りの仕方については、「あまりやらないように」だったり「毎日やっ
て下さい」だったり書いている人によって違いますが、何が正しいのでしょうか?
胡蝶蘭は相変わらず、ゆっくりゆっくりと目を覚ましているようです。
恐ろしい数の株を枯らしてしまいましたが、根なし株たちもすぐに枯れるようには見
えませんし、まだ生命力を秘めているように感じられます。
枯れた株は、圧倒的に去年暮れ~今年初めの厳寒の頃に貰って来た株がほとんどで、
やはり冬の過ごさせ方と植え替えの両方に問題あったのかなと思われます。
根腐れ株の再生に神経を集中している合間にも、また次のお払い箱の蘭が出てきます
。蘭好きになった私としては、どんどん増えて(枯れるのもあるわけですが)『嬉し
い悲鳴』なのですが、いずれ本当の『悲鳴』に変わるのは目に見えています・・・
投稿者: 紫 蘭
らんたろうさん こんにちは
>「バンダには高地低温種と低地高温種があり、耐えられる温度なども違う」とあるサ
>イトで読んだのですが、私の持っているバンダは名札もなくどこのものかわかりませ
>ん。どちらのタイプかで、次の冬の過ごさせ方など違ってくると思うのですが・・。
>株の姿、花などからおよその見当がつくものでしょうか?ちなみに株の横幅は30㎝
>前後でそんなに大きい感じではなく、咲いていた花は(萎んだ後でしたが)大きめの
>紫がかった青で編み目が入っていました。
バンダのことは良く分かりません。私が持っていたクルタナブルー(?)は元株は枯れま
した。コチョウランと一緒に栽培していたので、高温過ぎたかもしれません。
セルレヤ系(ブルー)は低温性、サンデリアナ系(ピンク)は高温性ということになって
いますが、交配種はどうなんでしょうか。バンダ系は複雑に属間交配が進んでいます
ので、該当の株がどんな性質なのかは作っている人でないとわからないと思います。
>また、冬の水遣りの仕方については、「あまりやらないように」だったり「毎日やっ
>て下さい」だったり書いている人によって違いますが、何が正しいのでしょうか?
申し訳ありませんが、よくわかりません。
>胡蝶蘭は相変わらず、ゆっくりゆっくりと目を覚ましているようです。
>恐ろしい数の株を枯らしてしまいましたが、根なし株たちもすぐに枯れるようには見
>えませんし、まだ生命力を秘めているように感じられます。
>枯れた株は、圧倒的に去年暮れ~今年初めの厳寒の頃に貰って来た株がほとんどで、
>やはり冬の過ごさせ方と植え替えの両方に問題あったのかなと思われます。
今がコチョウランにとって最も良い時期ですが、雨にはあてないようにしてやってく
ださい。
>根腐れ株の再生に神経を集中している合間にも、また次のお払い箱の蘭が出てきます
>。蘭好きになった私としては、どんどん増えて(枯れるのもあるわけですが)『嬉し
>い悲鳴』なのですが、いずれ本当の『悲鳴』に変わるのは目に見えています・・・
そうですね。どこかで残すもか捨てるか決断しないといけませんね。
投稿者: RUIN
紫 蘭さん、らんたろうさんこんにちは。
 ザックリ言うと、紫 蘭さんの仰るとおりです。
>セルレヤ系(ブルー)は低温性、サンデリアナ系(ピンク)は高温性ということ
 クルタナブルーは経験上V.coeruleaみたいに夏場は暑がりますね。
ただし、V.coeruleaの青色は後代に伝えられる傾向が高いので、
実際に元親がハッキリしないと中々低温系か高温系かの区別は
しずらいと思います。いい加減ですが、葉っぱの色が若干薄めで、
葉先が枯れこみやすいのはV.coerulea系にはよくあることですね。
 それから、Ascda.Princess Mikasaなどのアスコセントラムの
血を引いている中型のバンダも比較的低温に耐えるといわれて
います。
 ところで、花の中央に細かいブロッチ(点々)は入ってましたか?
これはサンデリアナの特徴でもありますね。日本で流通している蘭を
広く掲載している成書もありますから、これを参考にされるといった
ことも可能でしょうけど、見た目は似たものばかりですから、同定は
難しいと思います。
 冬場の潅水ですが、温度が適度にある条件で根がちゃんと
伸びているのに付いては、水は必要です。ただし、室内で根が
伸びていない状況でも温度が充分にあれば水は必要です。
今年は、一部室内に置いていたのが水不足になりました。
霧吹き程度でOKと言われますが、コンポスト無しのものへ
の同じ対応はちょっと酷ですね。
投稿者: らんたろう
紫 蘭さん、RUINさん、ありがとうございました。
一見するとセルレヤ系みたいですけど、複雑に交配が進んでいるし、高温性でも何世
代か前のブルーが出る場合もあるということでしょうか?花は、私が貰ったときすで
に萎んで干からびていたので、細かい特徴はわかりません。
<DNAでも調べればわかるのでしょうか>
とりあえず冬は低温すぎないように注意し、夏も暑すぎないようにしてやってみよう
と思います。この冬は暖房なしで12℃~16℃(平均14℃)で無事に越せ、今元
気に成長しているので、冬はそんな感じで大丈夫でしょうか。水は押さえ気味だった
のでもっとやっても良かったかもしれません。
投稿者: RUIN
らんたろうさん、紫 蘭さん。こんにちは。
は No.944「Re:バンダの種類と性質」で書きました。
>一見するとセルレヤ系みたいですけど、複雑に交配が進んでいるし、高温性でも
>何世代か前のブルーが出る場合もあるということでしょうか?花は、私が貰った
>ときすで
 そのとおりです。V.coeruleaの青い色素は、その品種の中の構成原種の
血の割合が低くても出ることがあります。よって、性質はサンデリアナ系の
高温なのに、青色の花だったりと。ま、そういうことですね。
 紫 蘭さんもおっしゃってますが、簡単には区別できないと思います。
成書ではバンダ類はすべて高温種的な見方をしていた時代もありましたが、
個人的にはそんなことも無いような感触を受けています。まぁ。
私がもっぱら青色で、そんなに大きくならないバンダをメインに育てて
いるからかもしれませんが。
 具体的な判別のやり方は、兎に角品種名のわかっている株を見て回る
ことと、育ててみることです。でもそれは近場に蘭屋さんがないとちょっと
難しいかも知れませんし、場所がないと実現も難しいですね。
><DNAでも調べればわかるのでしょうか>
 わかるかもしれませんが、わからないかもしれません。高温性を
決める染色体あるいはDNA配列がはっきり特定できれば簡単なのですが。
>とりあえず冬は低温すぎないように注意し、夏も暑すぎないようにしてやってみ
 根の成長具合を見ながら栽培なさってはどうでしょうか?水や、温度が足
らなかったりするとてきめんに根にきます。温度に対する抵抗性あるいは、
好適な温度帯の違いで高温性や低温性とかいわれるわけですから。
 根のみずみずしさがなくなってきたら、機嫌が悪くなる兆候と考えてみて
ください。目標は、すだれのように根がダラダラと長く伸びている状態
です。(^^
 今の時期は盛んに根が伸びている時期です。
冬が近づくまでせっせと葉っぱの枚数を増やして花がつけれる状態に
しましょう。
 RUIN
投稿者: らんたろう
RUINさん、ありがとうございます。
私のバンダは今とても元気そうですので、ご機嫌を伺いながらこの状態を保つように
、そして美しい青い花が咲いてくれるように頑張ろうと思います。
根が水に浸かって黒ずんだ状態で捨てられていたバンダが、こんなに元気になってく
れたかと思うと本当に嬉しいです!!
根ぐされした胡蝶蘭もひと株、またひと株と新根を覗かせ始めているので、「枯れな
いで良かった、よく頑張ったね~!」とほめてあげています。
枯れた株たちの中には、ブラザーサラゴールドという立派な名前の付いたビオラセア
似の美しい花の株もあって、とても残念なのですが、生き残った株がバンダぐらい元
気になるように頑張ろうと思います。

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