蘭の育て方(基礎)

一番簡単な 蘭の育て方

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「どうすれば蘭をうまく育てられるか」

その簡単な育て方をお伝えします。
「洋蘭を育てるのって、そんなに難しくないですよ」といったら、
私のことをウソつきと思いますか?
それともプロなんだから当たり前と思うでしょうか。
あなたの蘭はいつも
花が咲き終わってから1~2ヶ月で元気がなくなり、
枯れてしまっていませんか?
実は、そんな場合の多くは

「水のやり方に問題があるのです。」

『あなたの蘭は 何日に一回 水をもらっていますか?』
■週に1回?
■5日に1回?
■2日に1回?
■それとも、ほとんど毎日でしょうか?
20年近く蘭を育てている私の水のやり方は、
この中のどれにも当てはまりません。
私の答えは、

「蘭は乾いたら水をやる」

蘭を育てる最大のコツがこれです。

「そんなこと聞いたことあるし、
そうやってもダメになっちゃうのよ」

という方も多いかもしれません。
実際に蘭の展示会などで多くの方から同じような反応が返ってきます。
もしかしたらあなたの蘭が枯れた原因は、つい好みの蘭にひかれ、
買っては見たものの環境が合わなかったのかもしれません。
でも、

8割以上の方は、乾くまで待てていない

それは、多くの方とお話して私が確信したことです。
ご存知でしょうか?
蘭という植物はもともと木の上や岩の上にくっついているような物が多いのです。
一部の物を除き、実は

かなりの乾燥や温度変化にも対応できる植物

なんです。
そして蘭の最大の特徴なのですが、
根が水を吸うだけでなく水を蓄える保水性や 光合成をする能力
を持っているのです。
一見、乾いているように見えても、実はまだ根が水気を帯びていることが多いのです。
「そんなコト言ったって、根っこ のことまでわかんないわよ!」と
言われるかも知れません。
でも、そのことさえ分かっていれば草花などと違い、
一つの蘭を何年も何年も楽しむことができるのです。

具体的な方法は、

「指で押してみる」たったこれだけです

・植え込み材(コケなど)を指で押してまだ湿り気があるなら水を与えない。
・カサカサ音がするくらい乾いていたら、水をやる。
これだけです。
私も毎朝 温室を見回りながら鉢に指を突っ込み、
その日に水をやるかどうか決めています。
知ってしまえば簡単なことですが、

これがプロのやり方です。

そして極めてシンプルです。
ご紹介しているデンドロビュームなどは、水の与えすぎで腐ってしまうことはあっても、
コケが乾いてから1、2週間水を与えなくても それで枯れてしまうようなことは、
先ずありません。(*1)

それほど蘭は乾燥に強いのです

先ずはあなたに合った洋蘭を選んでみませんか?
日本の環境で育てやすいのは、
シンビジュウム(外に出すところがない場合はお勧め致しません)
オンシジュウム、デンドロビュウムなどです。
■明るい窓辺がある。
■冬、0℃以下にならない部屋に置くことができる
なら中型、小型のデンドロビュームをお勧めいたします。
●マンションなど高気密なお住まいの場合は
胡蝶蘭などもおすすめです。
現在、このサイトを運営する 皿井洋蘭園では
「洋蘭を育てる人を増やしたい」
を掲げ、できるだけ分かりやすい内容で、メール講座や、FAX質問シートの活用、
実際に店長自ら自宅で育てるページの紹介など、様々なサポートを行っています。
「言う通りにしただけで次の年にも花が咲いた」という方も既にたくさんいらっしゃいます。
ぜひ、気軽に蘭を楽しみ ちょっとだけ心豊かな人生をお楽しみ下さい。
蘭の達人PRO.comではその為のお手伝いをしています。
気軽にご利用頂き、あなたも蘭をお楽しみ下さい。
そして花が咲いたとき、嬉しくて嬉しくて
「ちょっとみんなにも見て欲しい」と感じたら

『 蘭の達人PRO 』 宛てに、
喜びの画像などを送って下さい。

あなたのコメントとともに掲載させて頂きます。
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